2024年03月29日

令和6年 第12週 (3月18日~3月24日)

■県内概況■
 インフルエンザの定点当たり報告数は 5.73 で減少、新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は 5.31でやや減少となっています。
 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は 4.24 でやや減少となっていますが、ノロウイルス等を原因とする食中毒事例が引き続き散見されています。
 RS ウイルス感染症の定点当たり報告数は 1.88 で、前週と比べて約 60%増加し急増しています。
地域別では中和保健所管内西部での報告が特に多くなっています。
感染すると重症化しやすいとされる乳幼児や高齢者がいる家庭や集団生活の場では、手洗いの励行やマスクの着用といった基本的な感染対策をしましょう。
 A 群溶連菌咽頭炎は定点当たり報告数が 1.85 で、やや減少しています。
この疾患は、昨年の 6 月頃から増減を繰り返して高い水準を維持しており、今後の動向を注視しています。

■第12週のトピックス■
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症 1999年4月~2022年12月(国立感染症研究所HP)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和6年3月29日更新)