2023年11月17日

令和5年 第45週 (11月6日~11月12日)

■県内概況■
 第 45 週のインフルエンザの定点あたり報告数は 14.93 と増加が続いており、依然として県全域で流行中です。
幼児から高齢者まで幅広い年齢層で報告があるため、注意が必要です。
 咽頭結膜熱(プール熱)の定点当たり報告数は 6.41 と前週からさらに増加し、警報基準値の「3」を大きく上回る推移が続いています。
県内全域において報告数の増加がみられ、感染が拡大しています。
 A 群溶連菌咽頭炎の定点あたり報告数は 3.97 と高い水準で推移しており、特に中和地区西部では定点あたり報告数が 13.00 で、警報基準値の「8」を大きく上回り、特定地域での流行となっています。
 これらの感染症の主な感染経路は、飛沫感染または接触感染とされています。
手洗いや換気、マスクの適切な着用等の基本的感染対策のほか、症状がある場合は高齢者等のハイリスク者と接触を控える等の配慮をお願いします。

■第45週のトピックス■
ノロウイルスの感染症・食中毒予防対策について(令和5年11月14日付け厚生労働省事務連絡)
>>詳細はこちら

IDWR 2023年第43号<注目すべき感染症> A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(令和5年11月10日国立感染症研究所)>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年11月17日更新)