2024年03月01日

令和6年 第8週 (2月19日~2月25日)

■県内概況■
 インフルエンザの定点当たり報告数は 14.81 でした。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は 7.80でした。
上記 2 疾患とも 2 週続けての減少となりましたが、引き続きの感染予防対策をお願いします。
 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は 5.48 でした。
中部及び南部では減少傾向ですが、北部では横ばいです。
食事前、トイレに行った後、調理前等には入念に手を洗い、感染予防に努めましょう。
 A 群溶連菌咽頭炎の定点当たり報告数は 2.24 で、高い水準を維持しています。
 手足口病の報告が県北部地域で急増し、定点当たり報告数では 0.73 となりました。
同時期の過去 10 年平均と比較すると報告数が多く、今後の動向を注視しています。
主要病原体はエンテロウイルスで、主な感染経路は飛沫や接触、糞便経口感染です。
自身では感染対策が十分できない乳幼児の集団生活において集団感染が起こりやすいとされています。
保育施設等では注意してください。

■インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の感染対策■
・基本的な感染防止策(換気、消毒、距離、必要な場面でのマスク着用)を徹底し、発熱や倦怠感があるなど、少しでも体調が悪い時は外出を控えましょう。
・外出後など、こまめに流水・石けんによる手洗いをしましょう。
 手指消毒も有効です。

■第8週のトピックス■
麻しん(はしか)の注意喚起~麻しん患者の発生について~(奈良市)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和6年3月1日更新)