2023年10月27日
令和5年 第42週 (10月16日~10月22日)
■県内概況■
第 42 週のインフルエンザの定点あたり報告数は 9.91 で、前週よりも大きく増加しました。
県全域で報告されており、郡山地区、中和地区東部及び中和地区西部では注意報基準値の「10」を超えました。
咽頭結膜熱(プール熱)の定点当たり報告数は 5.47 で、依然として警報基準値を大きく上回り増加が続いています。
特に中和地区西部で報告数が多い状態です。
患者は、1 歳から 6 歳までの未就学児が約 9 割を占めています。
男児の報告がやや多くなっています。
A 群溶連菌咽頭炎の定点あたり報告数も 3.56 で、中和地区西部における地域流行が継続しています。
患者は 1 歳から 14 歳までの児童に幅広く報告があり、男女差はあまり見られません。
新型コロナウイルス感染症の定点あたり報告数は 2.76 で減少が続いています。
この疾患は、これまでに何度も流行の波を形成してきており、これからの動向を注視しています。
インフルエンザをはじめとする呼吸器感染症の流行が続いています。
引き続き咳エチケット、手洗い、換気、距離、マスクの適切な着用といった感染対策の継続が大切です。
■第42週のトピックス■
風しんの追加的対策について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年10月27日更新)